これが装着するアウディ Ａ４ Ｂ５ 1.8ＴＱ用のＥＣＳ ＲA4 240ｍｍクラッチコンバージョンキット。
純正の228ｍｍクラッチをＳ４用240ｍｍに変換する、言わば強化クラッチ。そしてこの商品の一番の目玉が軽量フライホイール。純正の約半分の重量しかない。これが吉と出るか凶と出るかが問題です。
帝王号のミッション、初めて降臨！！
クラッチＯＨなので、レリーズとパイロットのベアリングが必要。親切にキットに含まれていて使えるものはレリーズのみ。 パイロットベアリングに関してはV6用なので使えない。別途用意する必要がある。取り付けボルトはキットに含まれている。自分で他に用意するものはエンジンのクランクリアシール、ミッションのフロントシール。エンジンのクランクリアシールは国産では考えられないくらいに高額で16000円ほど。シールとハウジングが一体になっているためだ。ミッションのフロントシールに関してはレリーズベアリングのスリーブＡＳＳＹを買えば良い。スリーブの中にシールは内蔵されている。
アウディ B5クワトロのマニュアル・トランスミッション
作業は自分で行う・・・・と書きたいところだが、作業中に加工が必要になったり、装着後（ミッションを合体させたあと）の不具合を改善するにも作業しながら確認する必要があり、専門的な知識が必要になるのでプロジェクトウェイさんにお願いした。このショップは正直あまり教えたくなかったが(笑) 北海道で本格的な輸入車のチューニングをするならこの店しかないと断言できる。少々無理なお願いもドラえもんのように叶えてくれます(笑) 実際に帝王号が15年間も弄りっぱなしで壊れないのは、知識と経験と技術が揃った良い店が近くにあるからでもある。
右が外されたアウディA4（B5）1.8TQの純正クラッチとフライホイール。左がRA4ステージ１クラッチ。見た目に大きさの違いがわかる。
