帝王号、大ピンチ!!

帝王号も12年目です。いろいろガタが出てきました・・・。

帝王号、実はかなり前からフロントのブレーキホースに亀裂が入ってまして、いつか交換しようと思いながらけっこうな歳月が経っていました。新品のホース自体は既に手元にあったのですが、要は面倒だったので作業していなかったのです(笑)

あらら・・・

やばいっすね^^; 交換します。子供も乗せる車ですし。

B5のブレーキホース交換は特別な作業はなく簡単です。但し、DIYで行う場合はブレーキという一番重要な部分なので自信の無い方はプロにお任せください。整備不良だと最悪の場合は死亡します。

ブレーキパイプ、ホースの分解は必ずフレアナットツールを使うこと。左はすんなり終わって、余裕の顔で右へ・・・・。ホースの接続を切り離そうとギュ〜とナットを回した瞬間、パイプも一緒に回ってしまいました。やばいと思って浸透潤滑剤を噴射してしばらく待ちます。

やっぱり駄目。ってゆーかもうホースどころかパイプが駄目になってしまいました。一発目に回した時にすでにクラックが入ったのでしょう。
とうとう漏れ始めました( ̄_ ̄;)

こうなるとどうすればいいのか。
@ インチキ修理でパイプの駄目な部分だけカットしてフレアを作る。
A 汎用ブレーキパイプを買ってきて作る(ベンダーが必要)
B 素直に純正パイプ(ライン)に交換(ベンダー必要?)。

結局、Bの純正のパイプ交換に決めました。ベンツもアウディもこうしたブレーキラインの交換は経験があるのですが欧州車ってパーツ図できっちり指定してブレーキパイプを注文してもストレートか巻物になって送られてきます。長さは合っているのですが、曲げ加工は自分で行うのが基本なのです。なのでベンダー(パイプを潰さずに曲げる工具)が絶対必要なのです。
今回はフロントの右のブレーキラインを注文しました。ブレーキホース〜ABSユニットまでの一本です。値段を聞くと純正定価 3500円!!安い。間違いなくストレートパイプと確信(笑) すぐにハンドベンダーも別ルートで注文。
数年ぶりに帝王号は不動車となりますた。


一週間後



一週間後。さあ、作業開始〜〜〜。

送られてきた箱がやたらデカイ。なんで???
開けてビックリ。親切に形がついてました!でもこんなの曲げないで交換できるのかな・・・・。かなり不安。
一応取り付け時に曲げが必要になってくるかも知れないのでベンダーはキャンセルしませんでした。

あ、意外に4気筒って後のスペースあるのね。

帝王号はウエストゲートとクーラントタンクを外すとエンジンの後に手がすんなり入ります。もしかしたらできるかも。

フルードを全抜き。不良になったホース〜パイプ間のフレアナットを破断させて切る。ABSユニットに付いているフレアナット12、11mm、パイプは全部外します。交換する側のタイロッドエンドを外す(13mmボルト・ナット、16mmボルトナット)。ショックアブソーバー裏側のカバーを外す(10mmナット)。ミッションとボディの隙間にブレーキラインが走っている。ブレーキラインを固定しているロック(3箇所)をマイナスドライバーで外す。ホイールハウス側からパイプを抜く。左回転を多用しながら絶対に曲げないように引き抜いていく。上の画像の位置までは楽に抜けるはず。

ここから右回転。ニョロニョロ〜・・・・。

ニョロ〜。

交換したらホースも交換。これが目的だったのです^^

エア抜きして終わり。
賞味3時間くらい。巨大知恵の輪だと思えば楽しいものでした。
今回の作業は4気筒だからサクサク進みましたが、V6だときついでしょう。やっちまった方は頑張ってください^^




おまけ。
最近、下回りからガラガラと音がしたりしなかったりでした。帝王号は経年劣化が進んでいるので年々デチューンを繰り返して出力を落としてます。エキゾーストも段々細くしているのですが去年製作した前側のセンターマフラーの内部が損傷してました。今回はそれも作り直しました。




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