ウエィストゲート・サウンド変更

帝王号のブーストコントロールはウエイストゲートなわけですが、サーキットなどでは二次排圧を干渉させないように大気へ開放しています(と書いてみますw)。
開放パイプは数年間、ゲートから約20センチ程度の50ミリに満たないパイプでレイアウト上、ミッションとエンジンのギリギリのラインに吐き出していたのです。パイプが短いので音が大きいと思うかも知れませんが、実際はエンジンルームとフロアトンネルでうまくかき消されていていました。今回はゲート音をもっと楽しむために色々とやってみることにしました。よくウエイストゲートの大気開放音と聞くと「ゲーゲー」と言われますが、実際は「ジャーーッ!」とか「バーッ!」とかそんな感じです。帝王さんも「ゲー!」と表現してきましたが今までの帝王号のゲートサウンドはどちらかと言うと「ジャ〜ッ!」に近い感じでした。今回はもっと音量を上げつつ、皆さんが憧れる音、「ゲー!」というより「ウゲゲ〜〜〜!!!!」に近づけます。さらにビジュアル的にも目立つようにサイド出し・または後方まで持っていっていかにもゲートです!って感じにしようと思ったのですが・・・・・。

これは海外のサイトで見つけたB5の1.8Tのゲート開放部。 実はこれに憧れていたのです。フロントバンパー下に開放パイプが見えますね。

こんなのもありました。

上記の車に付いているのはゲート開放部分をバンパーに設置する為のキットでアメリカではさすがに商品化されてます。画像のデザインはファイヤータイプですが、丸いタイプと四角いタイプもあります。パイプはステンレスチューブであり、バンパーに穴を開けてデザインされたフランジを設置してゲートの開放パイプとそのフランジをステンレスのフレキシブルチューブで繋ぎます。Uボルトで簡単に取り付けできるようにしてあるのがアメリカらしいですね。 これに決めよう!と思ったのですが、これって駄目らしいです。なぜか?帝王さんは世界中の某SNSで検索して呼びかけを行って調査した結果、まずファッション性に重点を置いた製品であること、そして良くも悪くも音量が落ちる、ハイブーストを連続するとフランジが相当な熱を持つのでバンパーのベースが溶ける危険があるなど。 

それでもサイド管に憧れて右のインナーフェンダーを外して取り回しを考えたり、思考錯誤の繰り返し。リアまで持っていくことも考えましたが、両方断念しました。まず音量。たとえサイド管でもパイプの取り回しで曲げを作るうちに綺麗な音が出なくなるばかりか音は小さくなり、取り回しに無理があれば唯でさえエンジンルームの熱対策が大変な帝王号なのにもっと神経を使うことになります。帝王さんは超神経質なのです。 リアまで持っていくのなら尚更音量が小さくなり、音が出るレスポンスも落ちます。ゲート音なんてあまり長く続けられるものではありませんから。 そしてなによりステンレスのパイプって結構な重さなんです。カッコだけで重量が増えるなんて駄目ですw 
というわけで音量増大と熱対策、簡素な取り回し・・・・。はい、ビジュアルを狙うのは却下です(笑) 

「音」を徹底的に重視する作戦に変更。 フル加速時のゲート音で運転しているの本人が楽しくなり、運転していない周りの車のドライバー、、ギャラリー、歩行者(?)からも注目される「最高の音」を狙います。
まず音量を上げる。これはパイプが短ければいいと思いがちですが、ちょっと違うようです。圧力が異常に高い場合は短すぎると音は期待通りに大きくならないらしく、実際の帝王号がそうでした。 更に管楽器を研究した結果、下のようになりました。

パイプの途中で微妙に径が変わっていて・・・

延長しつつ出口をハス切りしたんです。

そしてこれを解放するのはココ。
サウンドアブソーバー(エンジンのアンダーカバーのこと)が役目を果たしていないサブフレームとの隙間を狙ってみました。

この結果、素晴らしいゲートサウンドとなりました! 自分にとっては加速感と共に出るこの音は何度でも聞きたくなる麻薬のような音(笑)
ビジュアルでなく音で人目を引かせるという点でも大成功でした。そして、音で大体のブーストがわかるのは大気解放だからこそだと実感しました。


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