帝王号のメンテナンス
帝王号も年式相応にエンジンルームの汚れが目立ってきましたので
そろそろエンジンルームを機能的にもビジュアル的にも綺麗にしていこうと考えました。
★★ タペットカバーのリペア、エンジンルームの洗浄★★
タペットカバーはアルミ製で、新品のうちはアルミの白さが目立ってとても綺麗ですが、
年と共にブローバイ汚れとアルミ表面の防錆塗料が無くなり、腐食して変色してきます。
そこで復元作業開始です(オイル漏れがある場合は一緒に直してしまいましょう)。
帝王号の場合、タペットカバーを完全に覆うプラスチックのカバーがありません。
剥き出しなので余計に目立ってしまうのです。私が行なったタペットカバーリペアを紹介します・
☆☆ 必要なもの ☆☆
灯油、リュ−ター(ヘッドはワイヤブラシ)、サンドペーパー800番、
耐水ペーパー1000番、1500番、ピカール(金属磨き)、ブレーキクリーナー、
エンジンコート(耐熱クリア塗料)、大量の水
@タペットカバーを外し、灯油にて洗浄します。
Aリュ−ターを使い、表面を荒らします。一皮剥く感じで。
この時、灯油で落ちなかった黒ずみや鋳物バリを取り除きます。
B前面アルミ肌になったらペーパーで表面を平らにしていきます。
800、1000、1500番と上げていき、ひたすら磨きます。
耐水ペーパーのコツは少量の水をつけて磨いては大量の水で表面を流して綺麗にします。
それを繰り返すことです。
鏡面を目指す場合は根気良く頑張って下さい。私は途中で諦めました^^;
C下地仕上げはピカールで行ないます。
D磨き終えたら空かさずブレーキクリーナーで洗浄します。
E洗浄したらすぐにエンジンコートで表面をコーティングします。
いくら磨いても、コーティングしなければアルミはすぐに腐食が始まります。
これが完成した画像です。
タペットカバー廻りがスッキリしたらエンジンルームを洗浄します。
以下のような汚れは業務用のクリーナー液を噴霧して、スチームで洗います。
エンジンルーム洗浄完成です!
インマニ、各タンク、ホース、パイプ・・・・・見える汚れは全て洗い流しました。
いくらエンジンにお金をかけても、それが汚かったら自慢できません(笑)
「ちょっとエンジン見せて」なんて言われ自信もってボンネットを開けられるようにチューニングカーの
エンジンルームは常に綺麗にしておきましょう。
それから、綺麗なエンジンルームは整備もしやすくて気持ちの良いものです。
私はどちらかというと、チューニングにしてもそうですが見えない所に時間やお金をかけるのが好きです^^
以上
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私もそうだったのですがAGAであれば治ります。
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