「激安中古車のメンテナンスと維持」
前回、「次回はCVTフルードを交換する」
と書いたので、本当に交換します。
作業はＣＶＴフルード交換、エンジンオイル交換です。
用意したのは
ＣＶＴフルード、
ストレーナー、
ストレーナーＯリング、
ＡＴドレンガスケット、
ＡＴオイルパンガスケット、
エンジンオイル、
エンジンオイルフィルター、
エンジンオイルドレンガスケット、
１２万キロ近い走行距離のＣＶＴの状態ですが、変速ショックが大きいとか滑るといった症状もないのですが整備履歴が不明だったのでフルード交換します。エンジンオイルに至っては納車時に交換しさらにはリングイーズも投入して１５００KMしか走行してませんが、ゲージを見る限り我慢ならない汚れがあったので交換です。
まずCVTフルードのゲージ位置を確認し、抜き取ってからフルードを抜きます。入れるときはゲージ穴からいれるようです。
１４ｍｍボックスでドレンを外してＣＶＴフルードを抜きます。
抜いた感じは色も臭いも異常はありません。
続いて１０ｍｍボックスを使ってオイルパン固定のボルトを外しますが、年数経過で錆によりボルトが折れる可能性があるので、ジワリジワリと緩めて固着がないか確認しながら外していきます。 パリッとオイルパンは外れます。
ストレーナーはハマっているだけです。
Ｏリングは忘れずに外しておきます。
オイルパン内の磁石には鉄粉が付いていますが、これは普通です、
綺麗にしてから取り付けます。オイルパン締め付けトルクはボルト再使用なので１０Nmとしました。
ATFを注入するには漏斗が必要です。
私が購入して使用したのはアマゾンで売られていたファンネルプレソールというものです。購入する場合は本体が黒と緑色なのですぐわかると思います。注入口にダイレクトに刺さるので便利でした。
これは便利です。
フルードはダイハツ純正のＡＭＭiＸを使いました。トヨタ純正のＣＶＴフルードでも問題ありません。
注入は漏斗がきちんと刺さっていれば、ガンガン入れても溢れてくることはありません。
ストレーナー交換していれば４Ｌは入ります。これで終了。
続いてエンジンオイル。
エンジンオイルに関してですが、この車は納車時にオイル交換し、リングイーズも添加。 以降、１５００ＫＭ走行までに１Ｌ以上のオイルを消費していました。
抜いたオイル。 まま、こんなものかと思いますが納車時にリングイーズをいれておりゲージに付いたオイルも焼けたような臭いがあります。
ドレンガスケットをそのままにし、ドレンを手で締め、５w40のオイルを注入して１０分ほどアイドリング。
で、また抜きます。 真っ黒です。
フィルターを交換し、新たにオイルを入れて終了。
ちなみにこのフィルターはアマゾンで購入した激安品です。３個で１０００円(笑)
エンジンオイルは今回はモチュールのHtech5w40。 それに呉のディープクリアというエンジンフラッシング剤を８０ｍｌほどいれています。
CVTフルードもエンジンオイルも変えて、唯一体感で変化を感じたのはエンジンブレーキです。 エンジンブレーキがとにかく利くようになった。 あとは何も変わっていません。 メカノイズも変わらないし燃費も変わってないです。
次はフロントのアッパーマウントを交換しようと思います。
