まずは取り付け後です。私は正直なので言いますが、設定のない車種にパナメリカーナグリルは無理があります。カッコはいいですしイメチェンには効果抜群なのですが本来のデザインではないので・・・。
ちなみにこれが純正状態。 スッキリしたデザインです。 ま、パナメリカーナグリルは「面白い商品」という事で興味のある方はどうぞって感じです。それではいってみましょう。今回は2011年式メルセデスベンツCLS(w218)です。
商品が届いたら表面をマスキングテープで養生します。この作業中はどこに傷がつくかわかりません。やりすぎくらいの養生を。
パナメリカーナグリルは取り付ける前に必ずメッシュネット、又は樹脂製のネットなどを裏に貼り付けます。理由はグリルのデザイン上、中がスカスカで丸見えになってしまうからです。
このような汎用のネットを買って貼り付けます。グリルより少し大きめにカットして乗せます。
周辺を折り曲げながらフィットさせていきます。角をカッチリ曲げるのがポイントです。
センターマークの折込みは位置決めの重要なポイントになります。切れ込みを入れてカッチリ曲げて形を仕上げてください。
メッシュグリルの加工は必ずこのようなハサミをつかってください。
一旦取り外したメッシュネット。型取りが完了したものです。 理想は型取りの状態でひっくり返してもグリルから落ちない外れない位にフィットさせる事。これによって仕上がりが全く違ってきます。
いよいよメッシュグリルの固定です。私はボンネットグリル、ブリスターフェンダーグリル、オリジナルバンパーグリルなどのメッシュグリル取り付けの経験がありますが、一番確実で簡単な方法を書きます。
今回はパナメリカーナグリルなので縦方向のバーの内部に取り付け金具を設置します。
流れはこんな感じです。
@金具取り付け面を脱脂する。
A配線クリップを取り付ける
(両面テープのまま貼り付けOK)
B24時間後、
エポキシ接着剤で周辺を固める。
これでOKです。実は配線クリップの両面テープの質によっては、接着の仕方(24時間放置や温度など)を確実におこなえばそれだけで数年持ちます。雨が降ろうと洗車しようと簡単に取れません。しかし、数年の耐用年数を考えるとエポキシで固めた方が確実です。
私が愛用する3Mのエポキシ接着剤です。経験上、接着強度も加工精度も完全な接着剤です。
先に書いたようにメッシュを仮固定した状態で落ちないくらいにフィットしていれば、これくらいの等間隔で金具で固定すれば大丈夫です。
パナメリカーナの縦バーの内側に固定した配線金具はこのように下向きに取り付ける。メッシュを乗せ、タイラップ、又は針金で固定する(赤い線)。
バンパーの外し方はYoutubeなどで探してください。バンパーを外したら純正グリルを外すのですが、218CLSの場合はそのまま外せません。
こんな感じで切り取って外します。なぜなら・・・・
実はCLSのグリルって、このように下のグリルと一体なのですよ。だからカットするのです。ただ、この状態で取り外すのは非常に時間がかかり大変なのでグリルが付いた状態で上から大き目の半田ゴテで溶かしてはカッターやニッパーでカットしていきます。
本当はこのようなホットカッターがあれば樹脂パーツは簡単にカットできます。楽に
上部のリベット4本をドリルでもんで外し、あとは爪を起こしながらグリルを表から裏へ叩きつつ外していきます。これが一番時間がかかりますが、頑張ってください(笑)
ただ連結しているだけで、上も下もグリルの取り付けは爪で強固に留まっているので切り取っても取り付け強度が落ちることはありません。
パナメリグリルを取り付けますが、爪をきちんと取り付けるために今度は裏から表側へ叩きながらハメ込みます。これが甘いのに気が付かず、少し奥まって終了している車も見かけます・・・。大陸製は少し勘合部分がキツイのですが爪が全て入ればカッチリ取り付きます。
グリルがきちんと付いたら上部リベットを取り付け、仕上げに・・・
折り返しているメッシュの見えない部分にエポキシを押し付けるようにして四隅くらいに点付けします。ビス留めでもいいですが、私は穴を開けたくない主義なのでこれで終わりです。
あとはバンパーを取り付けて終了。
お疲れです。大陸製は製品にバラつきがあります。ネットで購入して届いたらすぐに開封して細部をチェックし、不良なら返品して交換してもらいましょう。とくに注意してほしいのがクロームメッキの部分やフィンの形状。
あと、大陸製品のクロームメッキはクリアがかかってはいますが、巣穴(見えないですが)が多いので放置していると一年くらいでボロボロになってきます。要は腐食してきます。これを少しでも防ぐためにもグリルが付いたらすぐにガラスコーティングをメッキ部分だけでも施工した方が良いでしょう。
ガラスコーティング剤はスプレータイプは駄目です。このような瓶のタイプを使ってください。本物は瓶です。硬化するとまんまガラスです。今回のグリルの作業などでピンポイントで使用する場合は尚の事、これくらいのものを使ってください。
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私もそうだったのですがAGAであれば治ります。
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