ゴルフW ブレーキ片効き


Golf 4のブレーキローターです。ゴルフWは以前のモデルに比べてなぜかパッドがあまり減りません。でも安心できません。この車も表から見ると十分なブレーキ残量だったのですが、タイヤを外して裏側のパッド残量をきちんと点検する事でこのようなトラブルを発見できました。パッドが固着して片効き、引きずりしています。画像は表側(左)と裏側(右)のパッドの残量比較です。表は残量十分で10mm以上ありますが、裏側は4mmくらいしかありません。

当たりが悪いので当然このようにローターは錆び付きます。最近多い安さが売りの車検などはタイヤを外さずに作業する場合もあるようです。表側からしか点検しないのは危険です。タイヤ交換などでタイヤを外したら必ず裏側も点検しましょう。

ちなみにこれはトヨタ・アルファードのローター。高速道路をよく使うらしく融雪剤によってこんなにひどく錆び付いてました。裏側はこんなにパッドの当たり面が減少しています。


このGOLF4の場合、まずローター研磨しました。あ、このローターは社外のドリルドですね。クラックが入る事がありますのでその辺りも注意して点検しましょう。私のといっしょでブレンボっぽい。いつも思うのですが、このローターって穴多くね?(笑)

パッドも交換。

社外パッドの場合は特にパッドを組み付けてパッドがスムーズにスライドするかチェックしましょう。パッドとブラケットの動きが渋すぎると錆が発生してまた片効きを起こします。社外パッドの場合、ペイントしている場合が多いのでその分の厚みで組み付け時に固さ(渋さ)を感じる場合があります。ヤスリで少し磨いて組みましょう。ただあまり削りすぎると遊んでしまい、ブレーキ時にカタカタと異音がしますので注意です。


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