ビートル1.6 BFS(ゴルフ BFQ)
オイル漏れはココに気をつけろ!


VWの1.6エンジンはタペットカバーの裏側をエンジンルームから見るのは困難です。インマニがグルりと覆っているからです。リフトで上げてエンジンを真下から見上げるとエキマニにオイルの雫が見られる場合があり、この場合はたいていタペットカバーと判断します(私がそうでした・・・)。結構な漏れ方でエキマニにオイルが付着しているだけあってエンジンルームが焦げ臭くなります。整備工場・ディーラーなどで部品出しする場合、パーツリストから上の14番のカバーガスケット、17、20番のキャップシールを発注し、お客さんの入庫を待つ・・・なんてパターンが多いですがちょっと待った!です。


色で示した部分、この図には出ていませんがカムシャフトを固定するブラケットが付きます。図を良く見るとカムキャップらしきものが見えますが実際は違います。このブラケットはヘッドカバーと重なり合うように取り付けられており、ガスケットは使用してません。液体ガスケットで張り付いています。ココから漏れるのです。この液体ガスケットの張替え作業はカムシャフトを外す必要があり、つまりはタイミングベルトも外すので結構な工賃が発生します。ご注意ください。


これはおまけです。弐号機’06 ニュービートルの40000キロ走ったスパークプラグ。カメラの精度が悪すぎて接写に失敗してますが、電極が超オニギリ形状に磨耗していました。タペット周辺の作業はインマニを外すのでプラグも同時に交換した方がいいでしょう。今回はボッシュのフュージョンに変えました。プラグ交換したって体感なんてできないと言われますが、上まで回したときにはっきり違いはわかるはずです。

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私もそうだったのですがAGAであれば治ります。