「更にハイカム&バルタイ調整&外装変更」
2006年 4月〜
”TAP StageZ+”
総走行距離78000q〜 |
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過去に一度、K24タービンの時にPIPER製のハイカムを取りつけていたのですがトラブルがあった為に取り外していました。トラブルが出る前のエンジンのフィーリング(ストレス無し!って感じ)が忘れられず、またハイカムを付けることにしました。カムはエンジンの特性を決める重要なもので、NAチューンで良く行なう手法ですが、ターボでも相乗効果によって素晴らしい効果を発揮します。ハイカム購入を迷っている方はぜひチャレンジしてみてください。効果は私が保証します。
今回組んだカムシャフトはH−SPORTさんで購入したユーロスペック製のハイカムです。1.8T 20バルブ用は数種類あります。
IN250°/EX266°(IN・EXそれぞれ調整式)
IN268°/EX268°(IN/EXとも調整不可))
IN270°/EX286°(IN・EXそれぞれ調整式)
私のは上記2番目の268°のハイカムです。私が身をもって効果を体感したPIPERはIN・EX共に256°だったのですが、それをかなり上回るハイカムです。エンジン特性が良くなるも悪くなるも効果が絶対体感できるであろうと思って思い切って選びました^^
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バルブタイミングを調整するために調整式のカムギアも購入しました。1.8T(AEB)はタイミングベルトがEXカムだけにかかっています。ですからこれはEXカムのスプロケットです。INカムはEXカムとチェーンで繋がれてます(トヨタのハイメカツインカムと同じ)。
私が購入したカムはチェーン側が固定式なので、IN/EXの角度の関係は変わらないのですが、これがあれば基本的なバルタイは取れます。私の車はヘッド加工で面研しているので尚更必要だったのです。
因みに私が購入した以外のカムが(IN・EXそれぞれ調整式)となってますが、これはチェーンがかかるギア(エンジンの後側/ベルトと反対側)がスライドプーリーになっているのです。調整するにはタペットカバーを外す必要がありますが、木目細かいセッティングができると思います。
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H−SPORTさんからカムセット届きました。
車のパーツが送られてくると、何年たっても嬉しいものです^^
箱や中の包装も製品としてしっかりしています。
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アジャスタブルカムギアのバーニアメモリです。これがあればエンジンルームを開ければどこでもバルタイ調整ができます。私が購入したカムの構造上、これが凄く重要なパーツとなります。
ADV‖‖‖‖RET とありますが、どっちに振るのかはまだわかりません。 |
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カムとカムギアが組みあがりました。
必要な物はタペットGKセットとカムシール2個、チェーンテンショナ―GKセットです。基本的にカムはポン付け可能ですが、ハイカムを組む際には必ず空回ししてカム山の逃げ加工が必要かどうかを確認しましょう。
カムギアは純正のスプロケットのボルトに付いているワッシャーを少々加工する必要があります。
因みに上部に見えるオレンジのエアクリーナーはベンチレーションバルブ用です。先輩の小林さんに頂いた”何かのエアクリーナー”ですが、バルブにピッタリ口径が合いました。ラッキーです。
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組み付けが済んだらバルタイ調整です。実は帝王さんはバルタイにあまり(全く!?)詳しくないので、このハイカムとノーマルスプロケでバンパー、ラジエタ―、コンデンサー等を外してクランクに全円360度分度器を取りつけて国産GTカーのスペシャリストであるシモグチさんに依頼して本格的にバルタイを図ってもらっています。このカムセンターは110°となるはずですが、計測値はIN 112°EX 108°でした。帝王号はヘッド加工の際に面研しているので、その分遅れているようです。 とりあえずは基準値に戻すべく調整するのですが、この件でHSPORTの福井代表にメールで大変お世話になりました。何度メール交換したかわかりません。遠距離恋愛並でした(笑)
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開き角 吸気 22°、排気 26°
閉じ角 吸気 66°、排気 62°
オーバーラップ 48°
これをセンターの110°にするにはクランクを2°(カムを1度)進角させる必要があります。バーニアメモリは1メモリが1°(クランク2°)ですので左の図のように調整します。その結果
開き角 吸気 24°、排気 24°
閉じ角 吸気 64°、排気 64°
オーバーラップ 48°
となり、カムの基準値になります。
ってゆーか、福井さんが全部教えてくれました(笑)
ここからの調整は私の車の仕様によるものなので私が車を壊すリスクを背負って調整する事になります。まさに”帝王バルタイ”です。
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毎年エンジンルーム内の熱対策に悩んでいてボンネットに穴を開けてダクトをつけようかと思ったり、ヘッドライトに穴を開けて冷気を入れようかとか思ったのですが、ダクト付きボンネットを買うことになりました。
今回購入したのはアウトシュポルトさんオリジナルのライトウエイトボンネットです。FRP・カーボン・ケプラーの3種類があったのですが塗装するのが面倒なのと、帝王号がブラックなのでカーボンじゃ全く目立たないという事でケプラーにしました。
※ボンネット交換は必ず二人で行ないましょう。それからある程度パワーのある人と行なうべきです。フロントガラスに布団などを被せて万全の状態で行なわないと駄目ですよ!純正は凄く重いです。神経を集中させて外しましょう。 |
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ケプラーボンネット装着です。すげー軽いです^^
アイドリングでもダクトから相当な熱気が出てきているので効果は絶大です。デメリットは冷間からの水温上昇(完全暖気まで)がちょっと遅くなった気がします。ダクト部に貼るネットは親切に同梱されていました^^
自分で貼るのですがちょっと失敗です。気にしない・・・。
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これは安すぎる程の値段で落札したミラーです^^
「かわいらしい小さなミラーです」と書いてあったのですが、実物は本当に小さいミラーでした(笑) ただ、実際に取りつけてみるとミラー形状がよく考えられていて思った以上に視界があります。モロに表面がプラスチックですが、黒いのでそのまま取りつけます。 |
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2006年バージョンの帝王号完成です^^
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