No .0007《BMW MINI 冷却水漏れ修理 担当医:帝王》
miniはですね〜、壊れるのですね〜。
初期型は特にそうなのです。
今回の故障車はMINIの初期型です。
これはまだ一万キロにも満たない車両なのですがクーラントが空っぽになってしまうそうです。
下から見るとエンジンとミッションの隙間辺り、上からどんどん降ってきます^^
エンジンルームから点検すると←の部分が怪しいです。
ここです。↑の部分に滴が見えましたので間違いないです。
サーモフランジの取り外しは超簡単!クーラントのキャップが付いた状態で外れます。
外したエンジンはこんな感じ。
裏側。サーモスタットがもれなく付いてきます。
こんな感じで。
こんな感じで。
サーモを外すとこんな感じ。
サーモのガスケットを交換すれば直りそうな感じですが、ワーゲン系のヒーターホースフランジ等と同様にガスケットだけでは直らないのでこれも交換です。熱で変形してしまうからです。です。
すんなり交換しようと思ったのですが、よ〜く見るとガスケットの厚さが全然違います!
左が新品、右が漏れていたもの。
こんなに違います。所謂、対策品なのでしょう。
これで少しはマシになったかも知れません。
でも・・・・・
帝王さんが考えるにこのフランジの取り付けに問題があるような気がします。
気になるのはボルトの位置です。
↓の部分に密着性が出ないような・・・・・・。
ま、しばらく様子を見てみましょう。2万キロ以内に再度漏れたら設計ミスとみなします。
チャンチャン♪
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