No .0005《ランチアデルタ 不意の尿漏れ 担当医:帝王》
患者はランチアデルタ エボ
クーラントレベル低下。凄まじい水漏れの様子。
デルタは難しい(整備が面倒な車)ので嫌だなぁ・・・・・と正直思っていました^^;
うわ・・・・・。やっぱエンジンルームは凄まじいです。エンジンルームがギュ−ギューなんですよね。おまけに配線、配管もあっちへこっちへ走り回っています。
( ̄■ ̄;)
イタリアの小さなスーパーカーと言われる名車です。乗れば楽しいのですけど、デルタはやっぱ辛いですね。クーラントタンクに水をいっぱい入れてエンジンを始動したままリフトで上げ、下から水漏れを点検します。
ポタ・ポタ・・・・ポタタタタタタ〜〜!!!
ありゃりゃ。エンジン左側から漏れているようです。でも下からは何にも見えません。
とりあえず上から見てみると、スロットルの奥に水漏れを発見。
スロットル〜インタークーラー間のパイピングを外します。この奥です。
わかるかな・・・赤線で示した箇所にエルボーのウォーターラインがあります。
画像では外してますが、ここのホースが劣化していてバンドも効いていませんでした。
無論交換となります。
左側が摘出されたエルボー。
右がサムコ製の強化品です。シリコンベースなのでホースバンドを締める際は脱脂して位置決めしてから、一発で締めます。脱脂しないとズレたりホースを痛めてしまいます。
エア抜きして走行テストし、エンジンを冷やしてから再度バンドの締まり具合を確認し出庫となりました。
チャンチャン♪
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