最強のFNCを作る
知る人ぞ知るアサヒファイヤーアームズ製FNC。 当時としてはスチールパーツを多く使っていてアホみたいに重く、内部メカも金属製だったために耐久性もあった。沖縄の米軍が訓練に採用するなど剛性が売りだった反面、非常に高価であり単なる玩具ではなかった(バブルの時代に田園調布に所在していた会社なので安いのを作るわけがないのですが)。 現在ではSTAR製のフルメタルFNCが出てますが(これまた高いですが)こちらは電動ガン。自分は古い人間なのでアサヒ製にこだわりたいのです。
20年前。私は中学生だったにも関わらず、なぜかこのアサヒのFNCを所持していたのですが親に没収されて・・・・(笑) 時は流れてヤフオクでほぼ当時のままの状態で出品されているのを見てオヤジになった自分は思わず落札ボタンをポチ。内部メカを撤去したとしてもBV式で最強を誇ったこのアサヒのFNCを完全に復活させようと決意。 といってもBVメカはデチューンして外観だけでも”ビビるほど”リアルにしていこうと思います。 本物に忠実なリアルさではなくて鉄の質感と剛性感、実際に使用している感・・・・なんとも難しい表現ですが実際にやってみます。
@ABCはすべて樹脂。 アサヒFNCの欠点ですが、ここが劣化してくると歪がでてきます。Cの部分は抱き合わせなので歪が出るとパカパカと隙間が出てしまうのです。おまけに放熱口も実際には穴が空いておらず、実際に手に持って眺めるとココは非常に残念な部分ではあります。 @のロアフレーム部分も古くなったからかメタルっぽい感じは薄れてしまっています。
よし!塗装開始だ!と張り切ってシルバーの塗料で角を塗ったりしてみましたが結果としてただ汚くなってしまいました(笑) まったく金属感が出ません。ガンプラとちょっと違うようです。ちょっと後悔・・・・・。
これはもうプロに任せるしかないのでネットで「エアガン モデルガン 塗装」などと検索。結構いろいろ出てきます。そこでローラー作戦のように片っ端からメールを連射。 しかし、「見積もり料が・・・」「○万は見ていただかないと・・・」「かなり高額になるので・・・」など、あまり納得できる返事を頂けなかった。
↑ ここでやってもらいました。 ↑
しかし!一件だけ返事の内容が全く違った。骨董銃具店という店の佐藤氏。 聞けばアサヒのFNCで使われている樹脂はABS樹脂とプラキャスト製があるらしい。それによって塗装の方法が違うという点などを説明してくれた。アサヒの銃に関しても塗装に関しても納得できる説明であった。何度かメールでやり取りし、佐藤氏に託すことに決めた。
ただ、自分が依頼したのは凄くメンドクサイ内容。 実銃をリアルに再現しなくても良いので鉄の質感をとにかく出してパーツ一個づつにメカメカしい(?)感じを表現してほしい、さらに使い込んだ感を出してほしいといったグチャグチャな内容(笑)
本体をそのまま送っても良かったが、物騒すぎるので分解して塗装部分だけ送ることに(笑)
イメージが掴めないのでスチール製のアッパー側も送る。内部メカはOリング交換してレギュレーター固定でデチューンを行う予定。これで堂々と所持できる。 バラバラにしてからカーバッテリーの空き箱に詰め込んで佐藤氏に送った。
これは数日後。佐藤氏から送られてきたロアフレームの下地処理の画像。歪を修正して平面を出し、角と平面をハッキリさせるらしい。
白く見えるのはピンの部分。ここが佐藤氏が言うには丸くないらしく加工して成型することに。ピン?そんなのあったっけ?という感じだ。 自分は全く見てなかった部分。素人とプロの見るところは全然違うと実感。
さらに数日後。ハンドガード&放熱口の部分。グリップの質感がグッとあがっている!
塞がっていた放熱口に穴が!!なんということでしょう!!!!
これで十分なのだが、ここはまだ仕上げをしていないという。本物もグリップ部は樹脂。そして放熱口のある部分はスチールのプレス成型である。佐藤氏はここをどうやって表現するのか?非常に楽しみである。
後日送られてきた画像。ハンドガード部分が塗装されている。だけど気に入らないらしく再度やり直しするらしい。
これはアッパーフレーム。スチール製なのだが、他の部分と色合わせするために塗装するようだ。
おそらく完全なワンオフ物のFNCができると思う(笑) こりゃ時間かかって当然かも。
それからしばらくして・・・
この画像が送られてきた。ここからさらに黒っぽく仕上げていくらしい。
しばらくして送られてきた画像。これが佐藤氏から送られてきた最後の画像であり、ここから再度手直ししてパーツを返すとのこと。
そして・・・
送られてきたパーツを見て喜びつつ、完成させた世界に一つのFNCがこれだ!!
このページの一番上の画像と比較してください。全く別物になりました!色を変えただけなのですが、アサヒのFNCがもっと重く感じます(笑)
スリングも付けました。実際にドイツ軍で使用していたレザースリングです。
スコープマウントは貴重なアサヒ製。マウントに関してはfumi's 144工房さんにお世話になりましてブログで実際に画像を交えて説明してくださりました。自分でもG&G製の物を実際に買って加工しようと試みましたが断念。結局、探しに探してアサヒ製を手に入れました。
観賞用に火薬無し5.56mm実弾も用意。マガジンも本物。
ここの沖縄のミリカジという店で購入。
いや〜〜エアガン、モデルガンは楽しいな。最後にBV式の内部メカのデチューンですが、これに関しては非公開にします。既に作業済みでASGKの簡易弾速で余裕で合法になっております。Bv式に関しては知識が全く無かったのでホーネット250さんに大変お世話になりました。細かく何度も構造から修理方法まで教えていただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
トイガンの合法チューン・カスタム・レストア
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私もそうだったのですがAGAであれば治ります。
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